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2006/01/06: データ取りのススメ

カテゴリー: パチンコ理論
投稿者: 会長
実際良く回る台を長期間打って、勝てる事はわかっても、一体どれだけ勝てるのか、またどれだけ実際に勝てたのかが分からないと非常に不安です。単に運だけで勝ち続けているのなら、いつかは負けてしまう運命にあるからです。

まず、どれだけ勝てるのかということはあらかじめ期待収支を計算しておくことで知る事ができます。この計算は持ち玉比率が分かっていれば簡単にできますが、通常それを求めるのは非常に複雑であり、シュミレーションプログラムを使うのが便利です。 (管理者注: 当ページではシュミレーションプログラムの提供を予定しています) 持ち玉比率が分かっている場合、期待収支はたとえば次の様に計算できます。 CR大海物語M56(確率1/369.5)の場合、持ち玉比率70%、通常時総回転数2500回、初当り期待出玉5572.94個、回転率27回/1000円、換金率2.5円とすると

期待収支
 =  (総回転数 × 確率) × 期待出玉 × 換金率            ... 総期待出玉分
   - (総回転数 × 持ち玉比率 ÷ 回転率) × 250 × 換金率 ... 打ち込み分
   - (総回転数 × (1-持ち玉比率) ÷ 回転率) × 1000      ... 現金投資分
 =  (2500 ÷ 369.5) × 5572.94 × 2.5
   - (2500 × 0.7 ÷ 27) × 250 × 2.5
   - (2500 × 0.3 ÷ 27) × 1000
 = 約25976円
の様になります。無制限営業の場合、持ち玉比率は70%程度になるため、この期待収支は無制限営業で通常時で2500回転した場合の期待収支に近くなります。
次に、実際にどれだけの期待収支を獲得できたかという事ですが、これはいつも全く同じ回転数だけ回すということができる訳ではないので、実際に回した回転数、投資した金額での条件付きの期待収支の求め方を紹介します。上の例と同じCR大海物語M56 (確率1/369.5)で通常時総回転数2500回、総出玉40800個(1700個×24回)、投資金額10000円、回収金額を50000円とすると、

条件付き期待収支
 =  (総回転数 × 確率) × 期待出玉 × 換金率  ... 総期待出玉分
    - (総出玉 × 換金率 - 回収金額)             ... 打ち込み分
    - 投資金額                                  ... 現金投資分
 =  (2500 ÷ 369.5) × 5572.94 × 2.5
    - (40800 × 2.5 - 50000)
    - 10000
 = 約32263円
となります。実際の収支である40000円よりも少ないことがわかるでしょう。この差は運が良かったために勝ちすぎている分なのです。しかし、条件付き期待収支を長期にわたって足していくと、実際の収支と条件付き期待収支の総計との差の割合は少なくなっていきます。通常時総回転数と、総出玉、投資金額、回収金額の各データを収集し、条件付き期待収支を計算しておくと"本当に"幾ら勝ったのかがわかるのです。なお、期待出玉については 初当り期待出玉の計算方法で解説しています。因みにここで紹介した収支管理の方法はJPLA推奨ソフトの「パチプロマスター2000」で採用されている方法なのでこのソフトを利用すると便利です。

初稿:2000/09/01
修正:2006/01/09

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