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2000/10/04: スタートチャッカー周辺(命釘、誘導釘)

カテゴリー: 釘読みテクニック
投稿者: 会長
釘の中でも最も重要なのがスタートチャッカー周辺の釘です。このことは初心者の方でも理解している人が多いのですが、命釘の間隔だけを気にしている人を多く見かけます。

命釘の広い台を打ってみたが思ったほど回らないという経験がある人も多いと思います。もちろん間隔が広いに越した事は無いのですが、スタートチャッカー周辺だけでも、もう少し詳しくみてみましょう。

図1.1: 命釘と誘導釘の配置

命釘(ヘソ釘)の調整
 命釘の調整としては大きく分けて図1.2~図1.5の4パターンに分けられます。一般に良い調整とされているのが「上げ釘」です。パチンコ台は普通、垂直よりも後ろ側にわずかに傾斜を付けて設置されています (ネカセという)から、パチンコ玉はパチンコの盤面近くを転がることが多いのです。その結果、命釘に弾かれたパチンコ玉がもう一度スタートチャッカーへ入賞しやすい「上げ釘」が良いとされています。「下げ釘」の場合、釘に弾かれた玉は台のガラス板方向に飛ぶため玉の速度が低下しにくく、結果として入賞しにくくなります。
 図1.4, 図1.5にあるような命釘が左右に傾けてある調整もよく見掛けます。ブッコミ周辺を狙う普通のストロークの場合、左側からスタートチャッカーへ入賞することが多いので左側の命釘が右側より下がっている方が良い調整です。右側の方が下がっている場合、左側の釘がパチンコ玉をブロックする形になり、入賞率が下がってしまいます。ただし、図1.4の形の場合、右打ちによって入賞率を上げることができる場合があります。盤面右側の釘が良い時は右打ちを試してみましょう。
 最近の台はステージがある台がほとんどですが、ステージからやってくるパチンコ玉はほぼ垂直に落下してくるため、図1.4, 図1.5の様な傾いた調整だと玉が横に弾かれてしまうことが多く、入賞しにくくなります。図1.2, 図1.3の様な水平な命釘の場合は弾かれた玉も垂直にバウンドして入賞するチャンスがあります。

図1.2: 上げ釘 図1.3: 下げ釘 図1.4: 右下がり 図1.5: 左下がり

誘導釘(ジャンプ釘)の調整
 誘導釘はほぼ例外なく上がっている調整がベストです。誘導釘を見る上で重要なことは命釘との「落差」です。左から飛んで来た玉が誘導釘に当ってスタートチャッカーに入賞しやすい様に、誘導釘はできるだけ上げ調整、左側の命釘は下げ調整に近い方が良い調整になります。ただし命釘の下げ調整はステージからの入賞率を低下させるので、ステージからの入賞が多いゲージでは注意する必要があります。
 誘導釘の左右の寄りの影響は他の釘との関係によって善し悪しが変化するので、一概には言えません。右寄りだと誘導釘と道釘との間が開くため、誘導釘が跳ね上げる割合が減りますし、左寄りだと命釘と誘導釘の間を玉がすり抜ける割合が増します。

図1.6: 良い調整 図1.7: 悪い調整 図1.8: 右寄り 図1.9: 左寄り

錯覚を利用した調整 (二重命釘、下げ釘)
 命釘が二重になっている場合、下側の釘の間隔を狭めると、上側の釘の間隔が開いて入るように見えます。また、通常は釘を見る目線は釘の上側からになるため、図1.11の様な下げ釘は同じ間隔の上げ釘よりも開いて見えます。このような錯覚に惑わされない様に絶対的な釘の間隔を読むように鍛錬しましょう。

図1.10: 2連命釘 図1.11: 下げ釘

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